給湯器の修理・交換
普通に生活していくうえで、お湯は欠かせません。そして、蛇口をひねるだけでお湯が出てくるようにするなら「給湯器」が必要です。
ただし、給湯器の寿命は一般的に10~15年程度のため、長年給湯器を使用していると音が大きくなったり、機器内部から臭いがしたり様々な不具合が出てきます。
給湯器修理・交換かな?と思うような症状が出てきたら、そろそろ交換を視野に入れる時期と思っても良いかもしれません。
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こんな症状が出たら、給湯器をチェック!
水もお湯も出ない
水もお湯も出ない場合は、一箇所だけなのか、それとも複数箇所なのかを確認しましょう。
◆一箇所だけ出ない
原因として水栓の不具合、給水配管の不具合、給水バルブの故障、給水配管の一部凍結などが考えられます。
◆複数箇所で出ない
原因として断水している、給水配管が凍結している、給水バルブが閉まっている、リモコンのスイッチが入っていないなどが考えられます
水は出るがお湯が出ない
水は出るがお湯が出ない場合、給湯器の電源が入らない・燃焼ランプがつかない・水が熱くならずぬるいといったトラブルが見られます。原因としては、ガスメーターが遮断している、ガスの元栓が閉まっている、給水フィルターが詰まっている、給水栓・給水バルブの開きが不十分、水栓金具の不具合などが考えられます。
音・臭いがする
給湯器を使用する際に音・臭いが発生した場合、音や臭いの種類によって原因が異なります。
◆「ピー」と笛のような音
原因としてファンモーター部品の不具合か故障、空気とガスのバランスが崩れている可能性が考えられます。
◆点火する際に「ポン」と爆発音のような音
原因として給湯器が不完全燃焼を起こした可能性があります。ガス臭い場合は、ガス漏れの可能性も考えられます。
◆酸っぱい臭い
酸っぱい臭いで、排気口に顔を近づけると目がチカチカする場合、原因として給湯器の不具合が考えられます。そのままの使用は危険です。
給湯器を修理・交換したら何ができる?メリットは
そもそも、給湯器は多くの家庭に設置されているものの、あまり意識することがありません。ただし、蛇口をひねれば簡単にお湯が出てくるのは、給湯器が働いているからだと言えます。給湯器とは、家庭に通っている水を温める機器のことです。給湯器にはガスや石油、電気などが使われています。しかし、いずれの熱源でも「水を温めてお湯にする」という基本は変わりません。給湯器があれば、必要なときにいちいち水を沸かしてお湯にする手間が省けます。ただ、古い建物では給湯器がなかったり、老朽化していたりします。その場合、家主が給湯器を設置・修理・交換しなければなりません。
大きく分けて、給湯器には「貯湯式」と「直圧式」があります。貯湯式では、専用のタンクの中に水を貯めておき、温めます。温度調整は一定に保たれており、蛇口をひねればタンクから丁度いい熱さのお湯が出てくる仕組みです。貯湯式では、すでにできあがったお湯を出すことになります。つまり、いつでもすぐにお湯が手に入るのは大きなメリットです。
それに対して、直圧式では給湯栓をひねってから、給湯器につながる配管へと水が流れます。そして、センサーが反応し、給湯器内の水が温められます。直圧式は貯湯式と違い、使えるお湯に制限がありません。出したいときに必要な量のお湯が出てくるため、シャワーなどで大量にお湯を使うときにも安心です。
給湯器を修理・交換するときの料金相場を知ろう
メーカーや機種によって、給湯器の価格帯は変動します。給湯器修理の場合、故障箇所によってもバラツキがありますが、簡単なものであれば1万円以下で修理できる場合もあります。
交換の場合、あくまで相場として書くと給湯器の価格は安くて10万円前後です。ただし、この程度の給湯器は追い焚き機能がついていないなどして、使ってみると不便に感じることも少なくありません。追い焚きや暖房機能がともなっている給湯器を設置・交換するのであれば30万~40万円はかかってくるでしょう。なお、給湯器のリモコンは別途料金にされることもあります。リモコンの価格は1万円前後です。
そして、一般人では給湯器を設置できないため、専門業者に依頼しなければなりません。つまり、給湯器の本体価格に工事費、交通費などがかかってきます。配管との接続工事費、リモコンの接続費などを細かく請求してくる業者もあるでしょう。さらに、交換の場合はいらなくなった古い給湯器を業者に処分してもらう必要が出てきます。当然ながら、処分についての作業費も上乗せされます。これらの総額は10万~30万円ほどです。そのほか、業者によっては設置・交換した後に点火のテストまで引き受けてくれます。ただし、テストが別費用になっているケースもあるので、事前にチェックしておきましょう。依頼前には業者から見積をとってみることが大切です。
給湯器を修理・交換するときの注意点とは何か
まず、屋内用と屋外用機器をしっかり把握しておくことです。屋外用機器を屋内に設置すると、不完全燃焼を招きかねません。また、屋内用機器を屋外に設置した場合、故障しやすくなります。もちろん、こうした間違いは業者が訂正してくれるので滅多に起こるものではありません。ただ、念には念を入れて、家主自身も確認しておくことが大事です。さらに、設置場所にも十分気をつけましょう。狭すぎる場所、高台に置いてしまうと、メンテナンスがしにくくなります。給湯器のトラブルは大事故にもつながりかねないため、可能な限り簡単に点検できる場所に置くのが得策です。
設置場所を決めるうえで、参考にしたいのは各地域が制定している条例です。一般家庭で給湯器を設置するときの場所、機種などについて細かく指定されていることも珍しくありません。条例違反にならないよう、役所窓口やホームページで条例を確認しておきましょう。
そして、給湯器の周辺環境にも気を配ります。給湯器は熱をともなうので、近くに紙や燃えるゴミがあると危険です。火災の原因になりかねません。また、アンモニア、塩素、硫黄などが給湯器の周辺にあると、これらを熱してしまいガスを生み出すこともあります。特に、間違って給湯器の上にちょっとした小物を乗せるなどのミスがないよう注意しましょう。給湯器を柵で囲ってしまうのもひとつの方法ですが、給排気口を塞いでしまうと不完全燃焼を起こしてしまうおそれがあるので避けるのが無難です。
給湯器を修理・交換したいならどこに依頼するの?
無難なのは「リフォーム業者」に依頼することです。住宅の立て直し、機器の交換について幅広い知識を持ち合わせています。給湯器についても、取り扱いに必要な資格、免許を持っている業者は少なくありません。特に、有名メーカーの給湯器については大部分を対応可能です。また、リフォーム業者は給湯器を大量発注する傾向にあるので、結果的に料金が安くなります。
次に、ガス会社や機器メーカーの「下請け業者」もおすすめです。これらの業者は決してさまざまな給湯器に対応しているわけではありません。しかし、限られた機種についてのノウハウを特化させているのが強みです。設置場所やメンテナンスの相談はもちろん、依頼人の細かい希望に答えられる柔軟性も持っています。業者側からの提案をじっくり聞いてみたいのなら連絡してみましょう。
そのほか、弊社のような「便利屋」に頼む方法もあります。便利屋は地域密着型の活動を行っているので、連絡があったらすぐ駆けつけてくれます。また、リフォーム業者やメーカーの都合からも切り離されているので、価格交渉にも柔軟に応じられます。できるだけ予算を抑えて給湯器を修理・交換したいときにぴったりの相手です。
お客様のお困り事を解決するまでがサービスです。ご満足いただくまでは代金をいただきませんので、ご不明点などございましたらどんどん聞いてください。
また、施工後に不具合があった場合も無料で対応させていただきます。
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